
たまには「知る人ぞ知る」ようなカンボジアの地方も行ってみたい!

そこで今回は、少数民族が集まって暮らしているカンボジアの山岳地帯「モンドルキリ州」について話していくことにするよ。ぼくも観光で行ったことがあって、とてもいいところだった!
モンドルキリってこんなところ!
地図で一番東にある巨大な州が「モンドルキリ」だよ。
モンドルキリは山岳地帯なので一年を通してプノンペンやシェムリアップと比べてかなり涼しいよ。
モンドルキリの概要
【モンドルキリ基礎情報】
・人口の80%が少数民族。アニミズムを信仰するプノン族と、イスラム教のチャム族が多い。
・主な産業は焼き畑農業。
・一番広くて一番人口密度が少ない州。1kmあたり3人しかいない。
・高原地帯なので標高が500~1000mとやや高め。
・涼しい。#カンボジア #モンドルキリ— Tatsuya Tanaka@カンボジア🇰🇭 (@TEx6527) 2018年4月12日
ここは本当にカンボジアなのか…?そして、ここは本当にホテルなのか…?#カンボジア #モンドルキリ pic.twitter.com/FneNLsblOK
— Tatsuya Tanaka@カンボジア🇰🇭 (@TEx6527) 2018年4月12日
モンドルキリは山岳地帯で、「クメール人(カンボジア人口の九割を占める民族)」が主産業とするにはあまり向いていない場所なんだ。
そのため、クメール人はあまり定住していなくて、代わりに焼畑農業を伝統的に行っていた少数民族がモンドルキリ(と隣のラタナキリ)には多くいるよ。
モンドルキリの文化
プノン族の住居
モンドルキリに住んでいる人の多くは、少数民族の「プノン族」だ。
彼らはカンボジア人が信仰している仏教ではなく、身の回りの自然に神は宿ると考える「アニミズム」を信仰しているんだ。
また、住んでいるところにも違いがあって、山岳地帯に住む少数民族の人々は、伝統的に建材は「竹」を使うことが多いんだって。
写真は僕がいる宿なんだけど、モンドルキリやラタナキリに住んでいる少数民族たちは建材に竹を使用することが多いらしい。#カンボジア #モンドルキリ pic.twitter.com/k4Kkyo7CbP
— Tatsuya Tanaka@カンボジア🇰🇭 (@TEx6527) 2018年4月13日
プノン族の産業
産業は伝統的な「焼畑農業」が中心だよ。
焼畑農業では、土地を焼いて開墾→作物を育てる→収穫後、土壌を休ませるというサイクルを繰り返すんだ。
一番はじめに土地を焼いて灰にすることで、灰が土壌の肥料になる。また火入れには、病原体や害虫を駆除しておくというねらいもあるよ。
モンドルキリのおすすめ観光スポット2つ
エコツーリズムの行先として最近注目されているモンドルキリ。今からモンドルキリの見どころを見ていくことにするよ。
滝
モンドルキリが総力を挙げて推しているのが滝だよ!
何にもない山道を一時間ほどトゥクトゥクで走り、そろそろ山道に捨てられるんじゃないかと心配になったところで到着する。そこで写真のような滝が姿をあらわすんだ!
ちたみに滝には何にも防護柵が張られていないので間近で見ることができるよ。
フォーレストビュー
このような木々が遠くまで見えるポイントがいくつかあるよ。
木々はもちろんきれいだし、何より空気が澄んでいるんだ。
まとめ
空気がきれいで、自然が豊かなモンドルキリ。ぜひ一度行ってみてね!