【クメール語講座・文字編】特殊記号の攻略方法【法則を覚えればこわくない!】

クメール語

 

クメール語勉強していると、母音記号でもないようなよくわからない記号が出てくるんだけど、あれってどうやって発音すればいいの?

それは特殊記号だね。

よく教科書とかだと「例外だからとにかく覚えるしかない」って書いてあることも多いけど、実はこれも一定の法則があるんだ。

今回はその特殊記号の法則を教えるよ。

 

※この記事は子音と母音を覚えてから見ることをおすすめするよ。

 

特殊記号の法則【これさえ覚えればこわくない!】

特殊記号はパーリ語やサンスクリット語に由来する言葉についてくるんだけど、意外と数は多いしひとつずつ発音を覚えていくのは大変だ。

でも、無秩序に見える特殊記号にも法則性があってそれを覚えておくと便利だよ。

 

今からそれを記号ごとに見ていくことにするよ。

 

サンヨークサンニャー

たまに単語の上に写真のような記号が書いてあることがあるね。

これを使う単語はたとえばទូរស័ព្ទ(トゥーラサップ・電話)などがそうだね!

ទូរស័ព្ទの文字を見るとសの上にへんなマークがあるけど、それがサンヨークサンニャーだよ。

 

このサンヨークサンニャーはその直後にくる文字によって発音が変わってくるんだ。

今からそれを見ていくよ。

 

直後の文字がព្ទ

サンヨークサンニャーの直後にពとទの足文字がつくと、サンヨークサンニャーと直後の文字を合わせて【アップ】という発音になるよ。

 

例:ទូរស័ព្ទ【トゥーラサップ】 電話

 

よく使う単語はこれだけだよ!

 

直後の文字がរ

サンヨークサンニャーの直後の文字がរだと【オア】という発音になるよ。

 

例1:ជ័រលុប【チョアルップ】 消しゴム

例2:ទំព័រ【トゥンポア】 ページ

 

直後の文字がយ

サンヨークサンニャーの直後にយがくると、発音は【アイ】になることが多いよ。

「なることが多い」っていうのはたまに【エイ】という発音になることがあるからなんだ。

 

その区別には法則性がないので、基本的には【アイ】で覚えて、【エイ】と発音するものはそのまま覚えてしまうといいよ。

 

例1:សាកលវិទ្យាល័យ【サコルヴィチアライ】 大学

例2:ការិយាល័យ【カリヤライ】 オフィス

例3:ន័យ【ネイ】 意味

 

けっこう後ろにយがつくパターンはけっこうあるので色々探してみてね!

 

直後の文字がត្ន

サンヨークサンニャーの直後にតとនの足文字がくると、【アット】という発音になるよ。

 

例:ប្រយ័ត្ន【プロヤット】気を付ける

 

よく使う単語はこれくらいだよ。

 

これでサンヨークサンニャーはマスターできたね!

 

ロバート

写真のような記号を「ロバート」と呼ぶよ。

人の名前みたいだね!

ロバートはរがもとになってできていると言われているんだ。

 

サンヨークサンニャーに比べてロバートはとても覚えやすい。

音のパターンは一つしかなくて、直後にどんな文字がきても【オア】と発音するよ。

また、基本的に下の文字は発音しないよ。

 

例1:ពណ៌【ポア】 色

例2:ព័ត៌មាន【ポアロ―ミエン】 新聞

 

例2の発音は特殊で、ロバートを二回発音するんだ。(二回目は「ロー」という発音になっている。これも特殊。)

これは覚えるしかないよ。

 

アスダ―

…これ書くの難しい。

アスダーは発音にまったく影響しない記号でកとដにしかつかないんだ。

読むときは無視して読んで大丈夫だよ。

 

どういうときにつくかというと、特殊なイディオムを形成するときに用いられるんだ。

 

例:ខ្ញុំក៏ចូលចិត្តវាដែរ។ 【クニョム・コー・チョールチャット・ダエ】 私も好き

 

「ក៏…ដែរ」で「…もまた」という意味のイディオムになるよ。

 

トンデアキアット

ラストの特殊記号だよ。

トンデアキアットは「音を殺す」という意味で、その名の通りこれがついた文字は読まなくなるんだ。

 

例1:ទូរទស្សន៍【トゥーラトゥ】 テレビ

例2:ប្រៃសណីយ៍【プライソニー】 郵便局

 

まとめ

これらを覚えればたいていの単語は読めるようになるよ!

文字をマスターしたい人はぜひ覚えてみてね!