
毎日満員電車でもう疲れちゃった。田舎でのんびり暮らしてみたいんだけど、実際のところどうなのかな?

以前ぼくはリゾートバイトをしたことがあるんだけど、そのときに自転車で一周できてしまうような小さな島にいたことがあるんだ。そのときに感じたことを今回は伝えてみたいと思うよ。
田舎暮らしって実際どんな感じ?田舎暮らしのメリットとデメリット
ずっと都市に住んでいると一度はやってみたい「田舎暮らし」。
ぼくは生まれも育ちも東京だから、田舎という場所にあこがれを抱いていたんだ。
その夢が、一か月という期間限定である日叶った。
リゾバ(リゾートバイトの略。リゾート地の旅館やホテルに一定期間住み込みながらバイトすること)でね!
これから、そのときに感じたことを話していくよ。
田舎暮らしのメリット
田舎はやっぱりいい場所だった。
まずは、田舎暮らしのメリットから話していくよ。
メリット1:圧倒的自然の中で生きることができる
見てごらん!この限りない海を!
こんな自然は都会には絶対ないよね。
あまりの素晴らしさに、毎日朝晩一人で砂浜に立って海を見ていたよ。
「あの人はなんで毎日海を見ているんだろう」ってよく言われていたよ。
メリット2:空気がきれい
絶対的な交通量が少ないから、都会に比べて圧倒的に空気がきれいだった。
ぼくは昔から気管支と肺が弱くてよく気管支炎になっていたんだけど、こんな空気がきれいなところにいたらそんなことならないんだろうなあって思った。
これから療養するときは田舎を積極的に利用していきたいね!
ちなみに、ぼくが今住んでいるカンボジアの首都プノンペンはめっちゃ空気悪いよ。
ゴホゴホ…
メリット3:満員電車で消耗しなくていい
東京で朝電車乗るときは、それはもう戦場なわけさ。
押さないと中に入ることすらできないから、みんな人を押しながらなんとか乗車している。
それでも乗らないときは、駅員さんがドアにいる人を体全体を使って押しに押して、扉も内部の圧力で閉まらないから手で無理やり閉めて発車するんだ。
地獄ですよ。
ぼくがいた場所は自転車で一周できてしまうから、そんな電車はもちろん必要ない。
素晴らしいね!
田舎暮らしのデメリット
これまで田舎暮らしのいいところをいっぱい見てきたけれど、一方でこの部分は東京のほうがいいなと思うところもいくつかあった。
今からそれを見ていくことにするよ。
デメリット1:案外物価が高い
すごく意外だったんだけど、田舎って物価が高いんだ…。
ぼくがいった島もなんか物価が高かった。
ごはんどころとかも。
東京だったらさ、もちろん高級でハイソなレストランもあるけど、逆にマクドナルドや立ち食い蕎麦屋もいっぱいある。
だから安いところを選べば東京ではワンコインで食べれるんだけど、そこだと1000円くらいのところばかりだった…。
田舎のほうが物価が高い理由は、やっぱり競争原理が働かないからなのかな…?
デメリット2:あらゆる選択肢が少ない
お店の数が少なければ必然的に選択肢も狭まってくる。
ぼくがいた島は海鮮料理が有名だったんだけど、逆に海鮮料理しかなかった…。
チキンカレーは甘えとばかりに、カレーの具までタコ。
たまには唐揚げだって食べたい。
もちろんこの選択肢の少なさというのは食事だけではなくて、ありとあらゆるものに影響してくる。
たとえば、進学や仕事だってそう。
だから自分が行きたい先がそこになかった場合はみんな都会に出てくる。
デメリット3:価値観が画一的
ぼくが一番しんどかったのはこれ。
「そこにいるみんなの価値観がほとんど同じ」だということ。
生まれてからずーっと島に住んでいたりすると、どうしても価値観が凝り固まってしまうんだと思う。
外の情報が中々入ってこないからね。
東京は色んな情報が真っ先に入ってくる。
だから自分の価値観をアップデートしやすい。
また人が多くてうんざりするけど、それは言い方を変えればそれだけ色んな価値観があるということでもあるんだ。
たまには自然に還ろう
今回は田舎暮らしについて見てみたけれど、ぼくも一か月そこらくらいしかいなかったし、もっといっぱい田舎ならではの魅力もあると思う。
もちろん旅行で行ってもいいし、もう少し中に入ってみたければ住み込みのリゾバで一か月くらい働いてみるのもいいかも。お金も入るし無料で住める。
自然からエネルギーをもらいに行こう!