
実際のところ、プノンペンって治安はどうなんでしょう?あまり治安は良くないって聞いてて少し不安です…。

そこで今回は安全に旅行ができるように、プノンペンの治安を在住者視点から考えてみたよ。場所がわかる地図も載せておくのでそれも見てみてね。
ちなみに、日本からカンボジアまではLCCを使うと二万円以下で行けてしまうんだ。
詳しくはスカイチケットで検索してみてね。
プノンペンの治安を外務省の渡航情報から考える
まずは、プノンペンの治安を公的機関の発表から見ていくことにするよ。
外務省の「海外安全ホームページ」を見てみると、それぞれの国の危険度がレベル別(0~4)で示されている。
カンボジアは全土でレベル1の「十分注意してください」となっているね。
具体的には何に注意したらいいんだろう?
「海外安全ホームページ」を参照しながら考えていくよ。
スリに注意!
プノンペンでは,マーケットなどの人混みを歩いている際に,カバンやリュックから財布や携帯電話,旅券(パスポート)などの貴重品を盗まれるケースが後を絶ちません。
プノンペン、特に市場などは人が多くてスリが横行しているんだ。
狭くて人が多い市場の中だったら、後ろをつけてもそれほど不自然じゃないし、気づかれても人込みに紛れ込んでしまいやすい。
対策としては、ポケットの中に物を入れないこと、カバンやリュックは常に視界の範囲に入れること(人込みの中を歩くときはリュックを前に持ってくる)が挙げられるよ。
あと歩きスマホ、ダメ絶対。
特に、iphoneは人気で高額で取引されるから狙われやすい。
だけど、市場の写真をどーしても撮りたいときあるよね。
そういうときは、背後からスマホが見えないようにしてそっと撮ろう。
ひったくりに注意!
歩行中やトゥクトゥク(三輪タクシーなど)に乗った旅行者が,後方から走り寄ったオートバイに乗った男にかばんや荷物をひったくられる事案が頻発し,また,目的地とは異なる場所へ連れて行かれ,運転手やその仲間に脅されて金品を奪われる例も報告されています。
特に観光するときはトゥクトゥクを利用ことが多いと思うんだけど、その背後から(多くは二人乗りの)オートバイがやってきて、彼らにひったくられてしまうことがあるんだ。
だから、荷物は席の真ん中に置いておくようにしよう。
あと、たすき掛けはしないほうが安全だよ!
たすき掛けをしたカバンを無理やりひったくろうとする人もいて、ひったくられるとき体が外れなくてバイクに引きずられてしまう危険性があるんだ。
どろぼうに注意!
ホテルやゲストハウスの低層階に滞在し,就寝していたところ,扉や窓から侵入した何者かに,室内に置いてあった現金等の貴重品を盗まれるという事例が発生しています。犯行は,比較的警備の手薄なゲストハウスや,ホテルの低層階の客室を狙って行われるようです。また,高層階のため,鍵をかけないで就寝していたところ,侵入された事案もあります。玄関扉のほか,窓から侵入されることもあります。
ホテルやゲストハウスを選ぶときに、窓の鉄格子が頑丈でかつなるべく高い階を選ぶようにしよう。
あとうっかりしてしまうのが、清掃のとき。
清掃員がお金をコッソリ取っていってしまったというケースもよく聞く(しかもすぐ気づかなれないように、全額ではなく一部だけ奪っていく)ので、お金は使う分だけ自分が持ち、あとはスーツケースの中に入れて施錠するのが安心だよ。
プノンペンの治安を場所から考える―特に注意が必要なところは?
次に、プノンペンの中でも特に注意が必要な場所を地図で見ていくよ。
リバーサイド
ワットウナロム周辺は王宮などの観光地があったりレストランやバーが立ち並んでいたりとプノンペンで最も人気のある観光エリア―通称「リバーサイド」と呼ばれている地域だよ。
深夜まで外国人が歩いていることも多いこのエリアだけど、治安はあまり良いとは言えないんだ。
ドラッグも蔓延していて、道を歩いていると陰でなんか吸っている人もよく目にするくらい。
特に、川沿いの道(シソワット通り)の歩道では注意が必要。
水面の太陽がきれいで素敵な場所なんだけどね。
セントラル・マーケット付近
セントラル・マーケット付近もやはり外国人が多く、 ひったくりの被害が多発しているよ。
子どもが一瞬の隙をついて財布を取り、そのまま人込みに消えてしまうといった話もよく聞くので油断しないこと。
ワット・プノン周辺
ワット・プノンは昼はただの観光スポットだよ!
だけど、夜はもう一つの顔が現れる。
実は、夜になるとワット・プノン周辺一帯は売春エリアになるんだ。
いろんな闇の人々の影も見えるのでむやみに行かないこと。
(2019.8.14追記)プノンペンで最も治安が悪いと思われるエリアが判明!
ぼくはこの間こんなツイートをした。
今いる宿の周辺、めっちゃ場末感を感じる。場所はワットプノンの北の外れ。
カンボジアでこんなに「良くない空気」を感じたのは初めてレベル。宿も外国人宿だけど、ならず者の吹き溜まりみたいな。
路上にはマリファナとシンナーの香りが漂っている。 pic.twitter.com/D2KlhFA4n1
— ヴェーハー・K・タツヤ🇰🇭 (@TEx6527) August 12, 2019
今まで感じたことのないような危険な空気を感じたんだ。
地図で示すと場所はこのあたり。
ワットプノン北のはずれにあるモスク周辺だよ。
モスク周辺の食堂はハラル認証のクメール料理っていう激レア料理が食べれるんだけど、そこから一本入った路地はプノンペンとは思えないくらい治安が悪い。
外国人が多いんだけど、世界各国から来たならず者たちの吹き溜まりのようになっている。
路上ではドラッグの勧誘が盛んに行われ、いたるところでマリファナを吸っている。
地図で示したGrand View Guesthouseなんかは部屋の扉を閉めてもマリファナの臭いがするし、宿泊している人もなんかヤバめなので、おすすめはできないよ…。
まとめ―安全に旅行するために守っておくべきこと
- ポケットの中に物を入れない
- スマホはむやみに出さない
- トゥクトゥクに乗るとき、荷物は真ん中に
- リュックは前のほうに
- たすき掛けは危ない
- ホテルはセキュリティがしっかりしてるところに
- 清掃中は貴重品にはすべて鍵をかけておく
- 危なそうな場所には注意する
これらを守れば、100%とは言い切れないけど被害に遭う確率を抑えることができる。
ぼくも10回以上渡航しもう一年近く住んでいるけど、幸いにもまだ被害にあったことはない。
みんなの旅行が、安全で楽しいものになりますように!
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