
最近Twitterで #トークンハウス っていうタグを見るけど、それってどういうものなの?

ぼくも今住んでいるところなんだけど、新しいカタチのシェアハウスんんだ。今回はそんなトークンハウスを紹介していくことにするよ。
トークンハウスとは?
毎月一定額を支払うことで、コミュニティメンバーになることができる(審査あり)。そして運営から「トークン」と呼ばれる独自通貨(簡単に言えばポイントのようなもの。トークンからお金には代えられない。)が発行されるんだ。
トークンハウスはその発行されたトークンを使って泊まることができるという仕組みになっているんだよ。
トークンハウスが創出する価値
『お金2.0』では価値には、①有用性としての価値、②内面的な価値、③社会的な価値があるとある。
これまでの資本主義社会では①がメインで「役に立つか?」「金になるか?」が重視されてきた。
しかし #トークンハウス では、②③のような「人の想い」や「社会的意義」も価値あるものと重視する。
— ラオスのジーコ@多様性カンボジアツアー (@laolaos_koji) 2018年10月12日
#トークンハウス あったかい経済圏とは、
まだ①有用性としての価値を提供できなくとも、
「やる気」や「優しさ」といった②内面的な価値を持っている人や、
将来に無限の可能性を持つ若者たち、つまりは③社会的な価値を持っている人の、
価値を可視化する点にある。想いがトークン(通貨)となる。
— ラオスのジーコ@多様性カンボジアツアー (@laolaos_koji) 2018年10月12日
トークンハウスは資本主義をアップデートしたカタチ
【資本主義はベターな体制、だけど…】
経済成長をし続けることでしか発展しない資本主義はいつかどこかで頭打ちになる。
今ですら資本主義が生み出したひずみが色んなところで現れている。
そうなったときに、生まれる選択肢は二つ。
①資本主義から完全に脱却する
②資本主義をアップデートする— ヴェーハー・K・タツヤ🇰🇭 (@TEx6527) 2018年12月26日
まず、①「資本主義から完全に脱却する」だけどこれは歴史が証明しているように極めて難しいんだ。ポルポトが目指した「原始共産主義」なんかはまさにそうだね。
ただ、共産主義体制下では出た釘は叩き潰さなければならなくて、国家全体が停滞することになり失敗に終わった。— ヴェーハー・K・タツヤ🇰🇭 (@TEx6527) 2018年12月26日
そこで最近出てきた選択肢が②「今の資本主義をアップデートする」こと。
現行の資本主義の問題点は、マーケットの中だけですべての価値が決定されてしまうから、そこで「価値がない」と見なされた存在の居場所はどこにもなかったんだ。だけどもし「既存の市場に依らない独自の経済圏」があったら?
— ヴェーハー・K・タツヤ🇰🇭 (@TEx6527) 2018年12月26日
そこではマーケットでは測れなかった価値を創造することができる。
例えば、今ぼくが住んでいる #トークンハウス では、掃除をしたり食器を洗ったりなんかすると、「トークン」という独自通貨がもらえる。
マーケットでは測れなかった価値をトークンというかたちで可視化させることができるんだ。— ヴェーハー・K・タツヤ🇰🇭 (@TEx6527) 2018年12月26日
#トークンハウス 内で循環しているトークンはICOに登録していない。
ICOに登録していなければトークンを投機対象にできないから、既存の市場の力がコミュニティに入ってこなくなるんだ。こうすることで、コミュニティ内に流れるディシプリンの価値を担保することができる。
— ヴェーハー・K・タツヤ🇰🇭 (@TEx6527) 2018年12月26日
これホント難しい話で、資本主義はヒトが携わってる以上は無くならない。
というのが最近の僕の意見。
人間には少なからず生存欲求があって、誰もが欲求に従って生きてるなか、資本主義ほど消費者の欲求に寄り添って育てるものは無いので、依然として大衆は資本主義かなと。 https://t.co/uh96ZhUGOd
— ゴーゴーケンゴ🌏海外ノマドブロガー (@KNGrits) 2018年12月26日
ただ一部の消費者の欲求が変わってきてるのは間違いなくて、#トークンハウス はそこに選択肢をつくってる感じかなと。
ある種「”豊かさ”がすぐそこにある」という状態に慣れて飽きてるから、既存の資本主義では満ち足りない欲求を僕らは持ってるわけで。
— ゴーゴーケンゴ🌏海外ノマドブロガー (@KNGrits) 2018年12月26日
すべての人に賛同者を、そして居場所を
今のチャレンジしづらい世の中に必要なのは、ミッションにも含まれている「賛同者」であり、「居場所」だと思っている。(中略)チャレンジしようとしても、引き止められる。いや、そもそも自分がやりたいことにチャレンジしている人が周りに少ないので、その思考に至ることすら難しい。もし頑張ってチャレンジしても、失敗したら、嘲笑される。
だからこそ、チャレンジしようとしても、誰にも止められない。むしろ背中を押してくれる。そして失敗しようが、成功しなかろうが、価値観が近い仲間もいるし、生活もできるセーフティネットがある場所。
そんな居場所を作っていくことが僕たちのミッション。世界中に。
―大介さんのnoteから
「すべての人に賛同者を、そして居場所を。」
ぼくがトークンハウスコミュニティに加入したいなと思った一番の理由が、この掲げられたミッションが強烈に心に残ったからなんだ。
居場所は自分で選ぶことができる。自分がほんとにいたい場所はきっとある。
こんなあったかいメッセージが交わされるコミュニティって素敵だなあって思うんだ。